H27,8,30来院
<主訴>
普段 チアダンスをしているが、1ヶ月ほど前から左膝が痛くなり、その後すぐに右も痛くなってきた。
病院で「オスグッドシュラッダー病」と診断された。
痛み止め薬を服用し 湿布を貼り2~3週間安静にしていたが、よくならずインターネットで当院を知り来院
<状態>
屈伸は痛くてできない。
階段の昇り降りは痛い。
歩行時痛い。
走ると痛い。
正座はできる。
膝の皿の下の圧痛と腫れあり。
全身の筋のこわばり
足の筋に張り強い
骨盤の歪み
背骨の捻じれ
<施術>
まず身体のバランスをとる。
次に全身の筋の張りをとっていく。
特に臀部~足の張りはパンパンになっていて股関節の可動域もかなり狭いので、筋繊維の癒着をしっかりとってから股関節や膝関節の修正をしていく。
膝の皿の下の腫れも和らげ、骨盤の調整をし本日の施術終了。
今後、大会が近いので、練習は続けながら施術していくことになった。
<13日後の2回目>
状態を聞くと・・・
昨日まで階段の昇りは楽だった。
屈伸は、深く曲げると痛い。
<状態>
腫れはまだある。
前回に比べてこわばりは少ないが、股関節周辺から足全体の筋繊維の癒着はまだ残っている。
股関節周辺の筋繊維の癒着は、かなりひどい!
話を聞くと・・・股関節の柔らかくする為、痛いのを我慢してストレッチしていたらしい。
ストレッチをすることは、いい。
でも、痛いのを我慢して無理に行うのは、かえって悪化させてしまう。
どんなストレッチをしていたのか実際やってもらった。
今の身体の状態では、負担が大きすぎるのでやめたほうがよいとアドバイスした。
<施術>
状態をみながら、足を中心に一通りの施術をし終了。
<11日後の3回目>
状態を聞くと・・・
大会前で練習量が多かったので、少し痛かったが大分回復してきたとのこと。
15分位走ったが、痛くなかった。
<状態>
全身の張り強い。
股関節周辺の筋繊維の癒着は前回より良い。
<施術>
今回も、症状の強い所を中心に筋疲労をとり、身体のバランスを整え終了!
<11日後の4回目>
状態を聞くと・・・
チアダンスの練習で、①スクワットのような体勢と②床に膝をつく時に左足だけ痛い。
1週間後と2週間後に大会があり、その時に①と②の動作は必ずやらなければいけないとのこと。
<状態・施術>
①の時に使う筋肉、②の膝の皿周辺の疲労や癒着をしっかりとり圧痛を和らげ、可動域を広げる施術を行った。
<14日後の5回目の施術>
状態を聞くと・・・
大会は、膝の痛みなく無事終わったとのこと。
今日は、右のおしりに筋肉痛ような痛みがあるとのこと。
<状態・施術>
全身の疲労をとり、右臀部の筋肉痛の痛みを和らげ本日の施術終了!
その後は、膝に痛みはないが今後もチアダンスを続けていくので メンテナンスとして3~4週間に一度のペースで施術をうけている。
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